Stable Diffusionのプロンプト構造とネガティブプロンプトの書き方
Stable Diffusionは無料・オープンソースで利用できることもあり、幅広いユーザーに使われている画像生成AIです。Midjourneyと似た「キーワード羅列型」のプロンプトが基本ですが、ネガティブプロンプトという独自の仕組みがある点が大きな特徴です。
ポジティブプロンプトの基本
Stable Diffusionのポジティブプロンプト(通常のプロンプト)は、Midjourneyと同様にカンマ区切りのキーワード列で書きます。
a girl smiling, anime style, golden hour lighting, bust-up shot, masterpiece, extremely detailed
先頭に近いキーワードほど強く反映される傾向がある点もMidjourneyと共通しています。
ネガティブプロンプトとは
ネガティブプロンプトは、「出力に含めたくない要素」を別枠で指定する仕組みです。Stable Diffusionは指の本数がおかしくなったり、顔が歪んだりする失敗が起きやすいため、以下のようなキーワードをネガティブプロンプトに入れておくと、失敗率を下げやすくなります。
malformed hands, extra limbs, blurry, low quality, low resolution, watermark
当サイトのプロンプト翻訳ツールでは、出力先をStable Diffusionに切り替えると、ポジティブプロンプトとは別にネガティブプロンプトの候補を選べるようになっています。
強調構文(応用)
Stable Diffusion系のUI(Automatic1111など)では、特定のキーワードを強調する構文がよく使われます。
(masterpiece:1.2), (extremely detailed:1.1)
:1.2 の数値を上げるほど、そのキーワードの影響が強くなります。ただし強調しすぎると不自然な出力になりやすいため、1.0〜1.3程度の範囲で調整するのが無難です。
よくある失敗と対策
- 指が変形する → ネガティブプロンプトに
malformed handsを追加する。 - 画面全体がぼやける →
blurryをネガティブプロンプトに追加し、ポジティブ側にsharp focusを足す。 - 意図しない透かしが入る →
watermarkをネガティブプロンプトに追加する。
まとめ
Stable Diffusionを使いこなす鍵は、ポジティブプロンプトの組み立て方だけでなく、ネガティブプロンプトを適切に用意することにあります。まずは基本のネガティブキーワードをセットで覚えておくと、失敗作を減らしやすくなります。キーワードの一覧はプロンプト用語集にまとめています。